プーチンロシアより危険な岸田政権
ウクライナ侵略に関連してロシアとベラルーシのスポーツ選手は多くの国際競技大会の参加を禁止され、国際柔道連盟もプーチンの名誉会長職を停止しています。
とにかくロシアの文字があれば許せない今の世界、異常です。
このような中でIOCはロシア選手の除外を国際競技連盟に勧告しました。
中国の飼い犬のバッハが会長を務める腐ったIOC。
バックでロシアたたきのゲームをしているのは中国でしょう。
しかし国際柔道連盟は2日、「(除外は)正当性がない」としてロシア選手の大会参加を認める立場を示しました。
当然の決定です。
特定選手が虐殺にでも関わっていればともかく、そうでない選手個々人に戦争責任はありません。
何の責任も無い選手まで十把ひとからげで✕をつけるのは行き過ぎであり傲慢であり偽善です。
敗戦で悪人国家にされた日本も、その個々の国民についてまで責任を問われたことはありません。
東條英機たちの処刑や、戦地での日本たたきによる処刑という許されないこともありましたが、個々の日本人が世界から否定されたことはありません。
今のロシアたたきは、あの昭和の頃の世界より悪質で奇妙です。
そしてとどまるところを知らぬロシアたたきは、いずれ日本にも世界にも深刻な影響をもたらし、その兆候はすでに出始めています。
戦争が長引けば経済、穀物、エネルギーこれからどんどん拡がります。
創業は1910年、日本が誇れる大企業の一つである日立が1兆円で買収した米企業の拠点はウクライナにあります。
7千人を超えるウクライナ人が働いていましたが、今はどうしようもないでしょう。
以前どこぞの番組でその幹部が孫正義氏のように株主資本主義なんて妄想経済論をぶちかまして買収を正当化していました。
戦争は想定外とはいえ、経営に悪影響が出るのは当然でしょう。
日立まで中国資本に買収されるのか、とそれが案じられます。
この先の不安定で先の見えない世界経済に岸田政権が対応できるのでしょうか。
無理でしょう。
あげく、どさくさ紛れに全国の鉄道線路のそばを太陽光パネルで埋めつくそうという無茶苦茶な話しが政府に出ているという報道がありました。
”真偽は定かではありません”が、莫大な材料費、工事費、維持費、そしてパネルも関連資材も総て安価な中国製になることは確かです。
ある時間になると太陽光を反射してギラギラ光るパネルは全国の鉄道線路脇に住んでいる人々、特に高層階や高い位置に住んでいる人々を直撃します。
乗客だってどうなるか分かったものではありません。
ホコリ、鳥の糞、それらの堆積物、清掃も雑草刈りも列車に気をつけながらですから手間も時間も経費も二倍三倍かかります。
台風などで壊れれば破片が線路周辺に飛び散り、列車がはねた破片はさらに人家や工場など周辺を襲い、破片はさらに細かくなり、住民に危害を加え始めます。
線路の保守と補修も大変です。
砂漠や野原で使うべき太陽光パネルで鉄道の側を埋めつくそうとは正気の沙汰ではありません。
でも今の岸田政権ならやりそうです。
岸田政権は自覚と覚悟が無く、日本にとってはプーチンロシアより危険な存在です。