アラシノチハレ

戦後最悪の国難に入っている日本、表面上は静かですが、中は火事。

日米首脳会談

千里同風

 ざっと見ただけで日本にとっての国連改革が簡単ではないことを示しています。

また国連改革と安保理常任理事国入りには、世界を説いて回れる人材が絶対に必要です。

いまの岸田政権を見回して、世界で国連で活躍できそうな人材がいましょうか、いません。
一人も。
自民党内でも英語を駆使して世界と議論できる議員は安倍晋三元首相はじめ、せいぜい二桁の前半、いやもっと少ないかもしれません。

ましてや害務省は、あのニューヨークに住む寄生虫的放蕩夫婦の面倒を見るのが関の山という体たらくです。
害務大臣のリンでさえ媚中媚韓で、中国の太陽光利権にからんでいる疑惑濃厚男です。

慰安婦では韓国に、南京では中国に、国連内でいいように弄(もてあそ)ばれてきた日本が今さら国連改革ができるのか。
おまけに韓国も中国も大っぴらに日本の足を引っ張り、日本を貶めてきます。

もちろんロシアも徹底的に妨害します。
そのロシアを積極的に支持する国も五や十ではありません。

岸田政権がそれらと対峙し、なおも改革に進めるのか。
あちらこちらに借りをつくり、手形を切り、迷惑をかけたあげく、恥をかいただけ、ということになりかねません。

「国連改革と常任理事国」、バイデンと民主党がロシアにやった「扇動」と似たようなものです。
やるなら、その気でやらないとますますコケにされるだけです。
          

               ---------------------

●IPFと新資本主義
IPFは、仕方ないからアメリカに付き合った、程度の代物です。
新資本主義は岸田本人もよく分かっていないようで、英語ではニューキャピタリズムでしょうかね、バイデンにはなおさら理解できません

結局、首脳会談は不平等の解消と中間層の強化という認識で一致したようですが、これのどこが新しい資本主義なのでしょうか。
もはや岸田首相の独りよがりの妄想と空想の世界でしかありません。

 

         ---------------------   

 

●バイデンの拉致被害者家族との会見は、形だけのセレモニーでした。

肝心の日本政府が弱腰で無関心ですからアメリカも本気にはなれません。
家族会は政治不信のひと言でしょう。
しかし来ないわけにもいかない。
辛いだけです。

あげくに外相のリン・ホーセーは北朝鮮のコロナに関連して支援をと言う体たらく。
北朝鮮がその程度で動くなら、拉致被害者はとっくの昔に全員帰ってきています。

こういう見せかけだけの会見は家族会への拷問に等しく、非情と言えます。
岸田政権の拉致へのやる気の無い姿勢を改めて確認しただけの会見でした。

           ---------------------

●そして来年のサミットは広島。
岸田首相にはこれが唯一の手柄でしょう。

首脳を平和資料館に連れていって反核核廃絶を訴えるのでしょうか。
そもそも首脳たちも気は進まないでしょうに。

広島は他に行くところも見るところも無い町で、広島から被爆反核核廃絶を取ったらホンマ何も残りません。
宮島は離れていますし、広島をコケにしてばかりでは申し訳ないけど事実です。

広島は何か他のウリは無いのでしょうか。
・・・もみじ饅頭?・・・・ 広島カープ? 自働車のマツダ? G7ですよォ

一方でG7広島で岸田首相はバイデンに借りができました。
お礼にアメリカから何を買う気でしょうか。

 

           ------------------------------