チマチマ外交とロシア軍戦費
アメリカがいまトランプ大統領だったら、ロシアのウクライナ侵攻はおそらく無かったと思えます。
プーチンとしばしば会っていた安倍晋三元首相は口を閉ざしていますが、ロシア侵攻で都合が悪いからではないはずです。
外交は現政権の仕事であって自分が口を出す立場ではなく、ましてや自分がプーチンと会えば二重外交になりかねないからだと思えます。
万が一の場合は日本政府の特使という可能性もありますが、岸田首相と外務省に、安倍氏に栄誉を与えるようなそんな度量も策もありません。
チマチマ、コソコソと、他国に呼ばれることばかり当てにして、自分で道を開いていくという才覚すらもありません。
それが岸田政権の外交です。
それだけに安倍氏は悔しい毎日だろうと推測できます。
安倍氏もトランプ氏も、いまその立場だったらロシアのウクライナ侵攻を少なくとも遅れさせ、ヨーロッパを戦争の危機にさらすことも無かったのに、と思っているに違いありません。
わたしは安倍支持ですが、これが大げさで、ひいき目だとは思えません。
政府専用機でウクライナから二十人の難民を連れて帰ってきた林外相は、帰国を希望する邦人は乗せませんでした。
あのでかい機体にわずか二十人の難民。
日本への避難を希望するウクライナ人も邦人も相当数いたはずなのに。
ただのパフォーマンスであり、日本の恥さらしです。
ウクライナも世界もきっと白けているでしょうし、それ以上に日本人の民族的レベルに疑問を持たれた可能性すらあります。
見栄と体裁だけで外交を牛耳る岸田と林のチマチマとした「臆病者コンビの小心外交」に日本国の未来はありません。
岸田・林はむろん、立憲民主党の枝野も、共産党の志位も、国会では元気ですが、海外との人脈はほとんど無く、みなしょせんは小心者の内弁慶です。
コイツラが束になっても安倍晋三には敵（かな）わないでしょう。
世界の時間的距離が無くなったいま、「外交」はそのまま安保であり経済であり国民生活です。
でもいまの政権と野党にそんなことを言っても「理解できない」でしょう。
この国難とも言えるいま、日本に真の政治家がどれほどいるのか、安倍晋三一人で終わりでしょうか。
実に心もとなく、お寒い限りの日本外交の実態です。
これでなぜ戦費１日２兆円なのか、あり得ません。
でも日本のマスコミはバカですから、これさえ理解できません。
何しろ検証も裏付けも取らずに妄想と願望だけで記事を書く無法記者ばかりです。
日本の新聞やテレビというマスコミは朝日新聞社や左翼人士を筆頭にして、日本の安全保障を無視し、自衛隊に罵声を浴びせ、立憲民主党と共産党に至っては違憲だと断じて自衛隊の存在すら否定してきました。
その結果はどうなったか。
戦争に関連する物事には総て関わりたくない、という「無知とバカが行く一本道」でした。
おかげで今の日本の野党やマスコミというバカどもは１日２兆円を精査もできず、する気もなく、ロシアはもう破産するというバカな大嘘を支援者や読者・視聴者にばらまいています。
日本の野党と新聞とテレビは本当に無知でバカで救いようもありません。
本当に虐殺すべきは日本の政治屋と新聞社とテレビ局の社員だよとプーチンに言いたい。
プーチンよ、ウクライナ人を殺さず、代わりに日本の野党とマスコミを殺してくれ。
全滅させてもいいぞ。
