北京五輪、競技場の外は地獄
北京冬季五輪、他国選手団ではすでに感染者が出ていますが、日本選手も無症状とはいえ感染者が一人出ました。
この期に及んでも新聞もテレビもコメンテーターたちも北京五輪に何の疑問も提示すらしません。
この東京五輪とあまりに違う姿勢は、日本のメディアがすでに中華の「華畜」であり、中国の”手の中”に落ちている証拠です。
その日本のメディアでは、すでに北京礼賛の報道が始まっています。
数日前には選手村のベッドが東京五輪の段ボールベッドと比べて格段に素晴らしいと褒める外国人選手の記事が出ました。
読んでみるとリクライニングになっているとか、体温が計れるとか、一人しか寝れないものではない、というだけの代物で、大したものではなく、明らかに中国に忖度した御用記事でした。
東京の段ボールベッドと北京のベッドは五輪に対する「思想」が根本的に違うのですから、比較しては東京と段ボールメーカーが気の毒です。
何しろ民主主義の国と共産党一党独裁の国の違いですから、ベッドとはいえそこに現れる五輪への思想も対応もまったく別物になるのは当然です。
ましてや今回の北京は中国が世界から批判を受ける最中での開催ですから中国はどんな手段でも使って自画自賛の絵を描きます。
左翼新聞も反日テレビも、中国の闇を隠し、中国人民が太陽の光の下にいるような報道に明け暮れます。
それをバカ丸出しの新聞社説やテレビのコメンテーターたちが囃すという、いつもの景色の再現です。
選手諸君にはさっさと勝ってメダルを手にして、さっさと帰国されることを期待します。
選手の皆さんの健闘と沈黙を祈ります。
北京で五輪が始まろうというのに、地球の裏ではロシアによるウクライナ侵攻が迫っていると、メディアが煽っています。
個々のメディアで多少の違いはありますが、今にもロシアがウクライナに侵攻しそうに報じてます。
でもプーチンの本音は「戦争はしたくない」でしょう。
アメリカやＮＡＴＯ、自由世界と争っても何のいいこともありません。
ロシアの仲間のように振舞う中国も全く当てにはならず、米中ロの三大国の首脳がみな違う方向を向いています。
一方で肝心なウクライナにはそれほどの危機感がなく、大統領がメディアに対して扇動報道するな、と要求する有様です。
ここでもメディアは「平和の敵」なんですね。
ウクライナと日本、そっくりじゃありませんか。
ウクライナは民間人を兵士にして訓練を始めていますが、これも緊張感だけは持てと言う意味でしかありません。
戦争やってもロシアもウクライナもいいことは何もありません。
五輪後が危ないとか言われますが、この手の憶測は当たった試しがありません。
もしも戦争が起きれば、その主たる原因は日本など世界のメディアの扇動報道による現地の焦りか、もしくは偶発的な衝突による局地戦でしょう。
いずれも原因はメディアです。
戦争をするかしないかを決めるのはプーチンその人です。
ところがメディアは状況ばかり報じてプーチンという人物に焦点は当てません。
一番重要なのは「その人」なのにです。
彼ら今どきの新聞業界やテレビ業界の人間には「人」を見る目が無いのだろうとしか思えません。
こんなことでよくも新聞やテレビで飯が食えるな、と感心させられます。
今やネットが世界を席巻し支配する時代となり、新聞やテレビの必要性は減る一方で、その信頼性もとっくに地に落ちています。
その結果は新聞記者や論説委員あるいはテレビ記者や解説委員のレベルの劣化と悪質化です。
日本でも左翼反日メディアの天敵である安倍晋三元首相を政界からたたき出そうとしてモリカケやサクラを見る会などを今もやってます。
メディアの堕落に野党がついていくのですから、何をかいわんやです。
安倍元首相は百数十回も虚偽の答えをした、と野党や左翼は言いますが、彼らが百数十回同じ質問をするから安倍首相も同じ答えを百数十回するのは当たり前です。
もはや言いがかり、ヤクザの因縁づけより悪質としか思えません。
今やメディアは社会にとってもっとも危険な存在です。
戦後日本を混乱と混沌と分裂と闘争の中に落とし込んできた張本人は朝日新聞社そのものです。
その朝日新聞社の手口をそっくりそのまま使って国民を煽っているが他の新聞とテレビです。
諸悪の根源はメディアであり、特に新聞とテレビです。
彼らがしきりに煽るロシアのウクライナ侵攻をそのまま受け取るのはあまりに危険です。
