煽るアメリカ、耐えるロシア
報道ではクリミヤでの失敗、アフガン撤退での醜態、コロナの失政、秋の中間選挙での惨敗予想などがバイデンの異常なほどのロシア警戒の理由ともされます。
しかしそれだけではないでしょう。
アメリカ中央情報局CIAは14日には「16日にもロシア軍の侵攻開始の恐れがある」とNATO加盟国に伝えました。
ホワイトハウスにそう言えと命令されたか、あるいは適当に忖度した可能性があります。
ウクライナと東京の時差は7時間で、東京はウクライナより7時間進んでいます。
東京の17日午前7時はウクライナ時間で17日の午前0時です。
今は17日の午後6時、ウクライナでは17日の午前11時です。
16日は過ぎましたが、ウクライナもNATO諸国も静かです。
そしてプーチンは軍の一部の引き揚げまで明言し、それを実施しています。
もちろんこれはこれでプーチンの芝居ですが、一部であれ軍の撤収がロシア全軍に与える影響は小さくはありません。
それでも撤収させたプーチン。
胸の中にウクライナ侵攻が仮にあっても、優先事項ではないのでしょう。
いつかはやるかもしれない、でも今でないことは確かです。
ロシア軍侵攻だ、ウクライナで戦争だ、とその気になったのは世界のマスコミで、特に扇動と隠ぺいしかできない日本の新聞とテレビです。
情けなくなります。
何でしょうか、日本の左翼新聞と反日テレビのこの醜態は。
昨年の米大統領選でトランプを悪人に仕立て、不正選挙をやりまくり、米議事堂への乱入も民主党の計略だったのにトランプ支持者だと決めつけたのはアメリカの左翼メディアとフェイスブックなどのSNS大企業でした。
そして日本の新聞とテレビは、そのアメリカの左翼メディアとSNSの片棒をかつぎ、トランプをたたきまくりました。
日本のメディアなのに、アメリカの大統領候補を仇のようにたたきまくったのです。
まさに異常な光景が続きました。
そのバカで愚鈍で凡庸でマヌケな日本の新聞とテレビの異常さは今も変わりません。
だから望月イソ子のような珍妙で奇天烈な記者もどきがウソッパチ映画の主人公の見本になれるのです。
そしてロシア軍のウクライナへの全面侵攻は無いかもと思い始めた日本の新聞やテレビは、今度はロシア住民とウクライナ住民の対立の様子を報じ始めました。
いやいや、ここにもこんな危険があるぞということでしょう。
救えませんね、日本の反日左翼新聞と反日左翼テレビ。
日本のマスコミの記者のレベル低下は危機的状況はすでに過ぎたほど劣化しています。
書いちゃなんですが、みなゴミカス記者もどきの類で週刊誌の記者や月刊誌の記者の方がはるかにまともで常識すら心得ています。
バイデンとホワイトハウスが期待しているのはロシア兵あるいはウクライナ兵か民兵による一発の銃声です。
戦争を煽り、戦争を待ち、プーチンの怒りとロシア軍の焦りを誘うバイデンとホワイトハウス。
第二次世界大戦、日本では大東亜戦争あるいは日米戦争ですが、真珠湾での日本軍の奇襲攻撃も元をたどれば当時のアメリカ大統領であるルーズベルトの陰謀だったという説は、すでに歴史の真実となりつつあります。
つまり日本は騙され、そのような環境に置かれ、内部では声の大きな軍人が勢いをもち、とうとう真珠湾になりました。
あのときルーズベルトは真っ青になったと言われてきましたが、事実は違い、彼は日本軍の真珠湾攻撃を喜びました。
ルーズベルトは世界恐慌で破綻していたアメリカをニューディール政策で一部を立て直しましたが、それでも足りず、残った手は戦争しかありませんでした。
戦時経済による莫大な経済効果を狙い、彼はドイツにしたように日本にも戦争を起こさせるように画策し、それを実行しました。
事実、アメリカは真珠湾を境に人類史上に例を見ない大工業国家に変身し、史上例の無い大兵器製造国になり、原爆をつくり、護衛空母も駆逐艦も輸送船も同じ図面を全国の造船所にばらまいて同じ型の艦船を一気に大量生産して太平洋にばらまきました。
アメリカは日本が勝てる相手ではなく、ルーズベルトはそれを熟知していました。
莫大な軍事費は、すそ野の広い軍事産業界を世界恐慌のどん底から立ち直らせました。
日本に戦争を起こさせることでアメリカを強大国にしたルーズベルト。
彼はバイデンの大先輩であり民主党議員でした。
バイデンは戦争を待望しているようにすら思えます。
そして株式市場や小麦・石油・ガス、特に軍事企業などの業界との関係も無視できません。
おそらくですが、ウクライナとロシアの戦争はバイデンとその一味の莫大な利権の裏返しです。
それに今も隷属している日本の新聞とテレビという売国メディア。
バイデンこそ戦争を待つボケた悪魔であり、日本のマスコミはそれを助ける悪魔の僕(しもべ)です。