アラシノチハレ

戦後最悪の国難に入っている日本、表面上は静かですが、中は火事。

核の被爆と廃絶には裏の顔がある

 

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核も使いよう

 自民党国防部の宮沢博行議員は28日のネット番組で核共有に関連してこう述べました。

「核を置いた時点で攻撃対象になることなどを考えると核を持つ実益がない・・・核共有は日本にはそぐわず、拡大抑止をどうするかという論点へ移る」
論議もせずに思い込みで勝手に論点を変えるな、と言いたい。

核共有が日本にそぐわないなら世界にもそぐわないはずですが、世界はそうではありません。
それに核共有しなくても、戦争になれば日本全土が攻撃の対象になるのは常識です。

都市、人口密集地、基地、工場、空港、港、鉄道、高速道、一般道、トンネル、橋、誰もいない山野でさえ太陽光パネルがあればエネルギー源の一つとして木っ端みじんに攻撃されたあげく大規模な環境破壊を引き起こし、後世に残る莫大な損害を地元に与えます。

現代戦においては攻撃されない場所はなく、攻撃対象になるからダメは通じません。

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 また宮沢議員はこうも述べました。
「(日本は)唯一の被爆国として核廃絶を主導する責務があるわけで、その理想、夢は絶対に捨ててはいけない」

完全に自分の言葉に酔っており、アホです。
その内容も無責任きわまるものです。

 確かに日本は唯一の被爆国です。
だからといって原爆二発で無差別虐殺されたあげく、核廃絶まで主導する責務をなぜ背負わなきゃいけないのでしょうか。

日本は原爆の被害者ですよ。
その責務なら、原爆を落とした張本人アメリカでしょう。

「被害者だから責務を負え」、これはそのように思えるのが曲者(くせもの)です。
左翼の常とう手段です、これは。

では何のために、誰が日本に「核廃絶の責務」を負わせたのでしょうか、次はそこが問題になります。
誰でしょう。

それをやったのは”日本に核武装させず、改憲もさせないため”に、左翼反日朝日新聞を筆頭にしたほとんどの新聞、ほとんどのテレビ、立憲、共産、社民(社会)、東大左翼、日教組から末端の韓国・朝鮮人工作員たちです。

これこそが「核廃絶被爆日本に責務がある論」の正体です。

 朝日新聞などの狙い通り、いまでは原発までもが停止して日本の核研究と研究者、専門家の養成は世界に完全に遅れを取り始めています。
世界はすでに核と手は切れず、共存する覚悟を決めているのに、です。

被爆の先にあるのは核廃絶ではなく、核と共存するための核開発と研究であるべきです。

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 また宮沢議員の理想と夢に至っては笑うしかありません。
理想と夢は人生の友ですが、でもしかし数ある職業の中でも政治家はもっとも現実を見なければならない職業です。

国民の生活、国の発展、国と領土の守り、それらの現実に対処する法をつくり、それを実行するのが政治家の本来の仕事です。
理想と夢を語るなら、国会議員を辞めて哲学者にでもなればよいのです。

こういう言葉に酔う軽い人物が与党国防部にいて日本が守れるのか、無理です。

岸田政権の凡庸と無責任と言葉の軽さは、政府にも自民党にも蔓延しています。

茂木幹事長も首相になりたいと口にし始めました。
岸田首相の姿勢と評判を見て「あれならオレのほうが」と欲を出したに違いありません。
自民党は、参院選の頃にはもっと堕落していそうです。

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海上自衛隊になる前の練習機