ウクライナと憲法前文
続けてプーチンは親ロ派のベラルーシ大統領と会談しました。
化学兵器の話しも出たに違いなく、これからは兵士もガスマスク必携となりそうです。
国民の多くは近代化したのに、指導者と軍隊は旧態依然としたままソ連を引きずる蛮族ロシア。
蛮族ロシア軍による大蛮行の本番は始まっています。
5月9日はナチスドイツが降伏文書に調印した日であり、ロシアには特別な日です。
その9日にプーチンはウクライナ戦争の勝利宣言をしたいらしく、これに失敗すればプーチンの政治基盤も揺らぎ、ドボルニコフも粛清されかねません。
一方でウクライナ軍が9日を超えてロシア軍を抑え込めば、ロシア軍内やロシア政界に何らかの動きが出てくる可能性もあります。
あと、およそひと月、5月9日が分水嶺のようです。
ウクライナとロシア、どちらへ水が流れるのでしょうか。
プーチンのウクライナ侵攻が日本に与えた影響は小さくはありません。
特に、日本の安全は九条が守っていると裏付けもない戯言(ざれごと)を言っていた護憲派や反戦派や左翼たちなど、お花畑の住人たちはプーチンによって一夜で奈落に突き落とされました。
そのお花畑もプーチンに焼かれて、いまは土と石ころだけです。
戦争の結果次第では中国も動くでしょう。
もう九条の神通力はありません。
でも憲法の前文もヒドイものです。
前文は妄想と願望に満ちた「物乞い」的な、有史以来最低にして最悪の作文と言えます。
前文にある単語を並べてみました。
「諸国民との協和、国民の厳粛な信託、福利の享受、人類普遍の原理、恒久平和、崇高な理想、諸国民の公正と信義、信頼、安全・生存・保持・決意、専制・隷従・圧迫・偏狭・永遠・除去、国際社会・名誉・地位、全世界・平和・生存、権利、専念・他国・無視、政治道徳、普遍的、法則、従う、主権、維持、他国、対等関係、責務、信ずる、日本国民、国家、名誉、全力、崇高、理想、目的、達成、誓ふ」
なんとまあ、よくもこれだけ妄想と空想と願望に満ちた安易で安っぽい文言を並べられたものだと思います。
「・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」という一節。
「決意した」とは、ひとり言であり、他国には通じません。
他国を「信頼して」というのも勝手な思い込みであり、裏付けも保証もありません。
平和を愛する諸国民とは、ご近所のハンやチョン、シナやロ助のことでしょうか、なんと悪い冗談ではありませんか。
憲法前文を読めば誰だって日本を侵略したくなります。
憲法前文が敵を呼び込み、九条がそれを助ける、これがいわゆる平和憲法の正体です。
まさに売国憲法です。
こんな売国憲法なんぞドブに叩きこんで、日本人による日本人のための日本国の憲法をつくるべきです。
なのに改憲にすら反対する共産党や立憲民主党、彼らはどこに仕えているのでしょうか。
日本国ではないことは確かですが。