黒人至上主義、反差別を謳う新しい差別、この大いなる矛盾
一
6月のG7にバイデン大統領が出席するそうだ。
インチキ選挙で大統領に就任してから半年が経過した。
バイデンが先進国首脳と生で相対するのは菅首相を除けば初めてだ。
呆けの具合がいいのか、いや劇的に良くなるはずもないので、薬と注射と”鞭”で乗り切る気だろう。
となると大統領の椅子を狙うハリスがどこまでしゃしゃり出てくるかだ。
ハリスにとって、正常なバイデンは容認できないはずだ。
今回の大統領選でも、とりあえず名が通っているバイデンで献金と票を集め、不正で当選させ、呆けの具合を見ながら自分が後釜に座る気だったのだろう。
ハリスが大統領選の巨大で過激で卑劣な不正にも深く関わっていたことは間違いなく、この先バイデンが倒れれば副大統領ハリスが自動的に大統領だ。
だが現実はそう甘くはない。
バイデンが大統領の椅子に座れば座るほど、ハリスの大統領の時間は短くなる。
すでにハリスの残り時間は3年と半年になった。
バイデンの健康への危惧もG7を乗り切ればまた変化する。
ハリスの答えにつまると笑って誤魔化す手口もすでに顰蹙を買っている。
こんなこと、民主党では通じても社会や世界では通じない。
ハリスよりバイデンと思っている支持者も多いだろう。
こうなると当然ハリスは焦る。
すでに焦っているに違いない。
この先ハリスが心からバイデンに仕え、副大統領を続けるとは思えない。
それだけにバイデンの大統領が続けば続くほどハリスのフラストレーションは大きくなり、それはバイデンへの反感に変わる可能性がある。
今もハリスの支持者の間では、そうではないのか。
「頑張れバイデン、死んでも辞めるな!
頑張れハリス、毒を盛ってでもバイデンを追い落とせ!」
二
『 アメリカを変化させる新しい10のルール
執筆者:ビクター・デービス・ハンソン 』
アメリカの黒人至上主義、反差別を掲げる差別、マスコミとビッグテックによる国民の洗脳と階級化などに警鐘を鳴らす投稿だったが、その3番目のルールはこうだった。
--------------
「3・ 現在、白人は大学の寮や連邦政府の援助プログラムから排除されている。これは過去の罪に対する暗黙の仕返しであり、「良い差別」である。
--------------
もちろん”良い差別”とは執筆者の皮肉である。
アメリカはすでにそうなんだ、と思わされた。
まさしく黒は善で白は悪なのだ。
これは行政でも軍隊でもマスコミでも社会一般でもすでにそうなのだろう。
当然ながら中国はとっくの昔から黒人の世界には手を深く突っ込んでいるはずだ。
黒人はアメリカの虐げられた層、差別されてきた人々だ。
またアメリカのこういう流れの支流は、日本にもすでに出来ているだろう。
特に案じられるのが在日米軍の内部だ。
こうなると、日本もうっかりアメリカの手に乗って二階に上がるとハシゴを外されかねない。
日本はよくよく考え考え抜いて行動すべきだ。
なにせバイデン民主党だ。
「戦略的忍耐」だとして尖閣も沖縄も日米同盟すらも放置しかねない。
バイデン民主党の言うことやることなんぞ信用はできない。
中国には厳しく対応するような姿勢だが、環境問題では中国の顔色をうかがう有様だ。
中国を攻めるなら環境問題は無視しなければ目的は達せず、自分たちの言い分だけ通そうという虫の良い外交は通じない。
米中はあの有様で、韓朝は使い物にならない。
好むと好まざるにかかわらず、否応なく、これからは日本が矢面に立たねばならぬときが近づいているのではないか。
【注】
この先のことは分からないが、少なくとも今は健康なメディアであり、読ませてもらっている。
これは日本も他人事ではない。