アラシノチハレ

戦後最悪の国難に入っている日本、表面上は静かですが、中は火事。

尖閣諸島の値打ちは海にあり

 

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尖閣へいく 習近平
 中東でイスラエルイスラム原理主義組織ハマスの軍事衝突が激化している。
今回もハマスのロケット弾攻撃から始まったが、その後ろの闇の中にいるのはイランと中共だ。
 
 宗教と共産主義という水と油が一緒になって前面に出始めたテロと戦争の世界。
”話し合い”という空虚な言葉はとっくにどこかへ消えた。
 
共産主義を覇権の道具に使う中共もますます過激な行動を展開し始めた。
 
 その中共の台湾侵攻は6年以内にと米軍の高官が発言したが、その中共の覚悟はどうなのか。
これがどうも怪しい。
 
空母も揚陸艦もあり、人民解放軍もすでに強大なのに、まだ台湾には「行くぞ」と脅しだけだ。
最大の原因は国家主席習近平のへっぴり腰だろう。
根が小心者の彼は開戦に自信がないのだ。
その理由は、人民解放軍の大規模正規戦への不安とその経験者もいない心細さではないか。
 
では戦力を増大したら侵攻するか、いや決断できない。
少数民族や香港とは違い、相手は日米欧や世界だ。
習近平も人間であり、一度不安を抱くと際限がない。
 
習近平漢人だが、この漢人の歴史は殺されたり殺されたり、侵略されたりされたりの歴史だ。
長い中国王朝の歴史でも漢人の王朝はわずかで、前の清朝女真族つまり満州族の王朝だった。
 
漢人は常に攻められる恐怖感を遺伝的に心の隅に持っている。
だから軍隊をどれだけ充実させてもさせても安心ができない。
それは攻める立場になっても同じだろう。
 
中共国内には反習近平派も反共産党派も不満分子も大勢いる。
台湾で下手すれば、習近平中共も命取りになる。
習近平は絶対的に勝てる状況にならねば台湾には侵攻しない。
ではそのときはいつか、待ってても向こうからは来ない。
 
 ひょっとしたら中共はこの先6年経っても、相変わらず少数民族を弾圧し、空母を意味もなくシナ海に浮かべ、「台湾は中国の領土である」と叫びながら、日本と台湾の領空領海侵犯を繰り返しているだけという可能性は大きい。
 
では台湾統一のお題目と肥大化する正規軍と人民の声を前にして習近平はどうする。
おまけに米高官は6年と区切り、それもプレッシャーに加わった。
このままでは人民の支持を失い、習近平は女房と一緒に天安門の前で逆さづりにされて殺されかねない。
 
それを防ぐには手段は一つ。
尖閣強奪だ。
おまけに日本には「尖閣諸島なんて無人島だ、あんな島なんか捨ててしまえ」という暴論を吐く連中が星の数ほどいる。
 
地元の沖縄県の玉城知事からして腰抜け媚中で、県庁も地元の新聞も親中派だらけだ。
本土も中共の味方がゴロゴロしている。
みな日本人の顔をした中共工作員でありスパイであり手先だ。
 
彼らは明らかに中共のために働いている。
そして彼らは尖閣諸島の”値打ち”には絶対に言及しない。
それを言えば国民の(尖閣諸島を含む)島への見方が一変するからだ。
 
では尖閣も含めた島の値打ちとはなにか。
領土である島には、当然ながら領海と領空がついてくる。
この領海と領空こそが「島」の値打ちの中身だ。
 
特に領海の外には接続水域があり、そのまた外には排他的経済水域がある。
島から排他的経済水域の末端までの半径200カイリ(約370km)に及ぶ海の内側こそが日本国と日本人の”大財産”だ。
 
この広大な水域には日本国の施政権と権利が及び、海底資源も豊かな漁場も、日本に資源を運ぶ船の航路も、空をいく飛行機の空路もある。
島と領海領空は一体であり、領海領空を無視して島だけ取り上げ「無人島なんか捨ててしまえ」は大暴論、売国論である。
 
尖閣諸島は”日本国の総力を挙げて守らねばならない大事な島”なのだ。
大小や有人・無人にかかわらず、島とはスゴイ値打ちのあるものであることを日本人は知るべきだ。
 
 中共の味方は、そのまま日本国と日本人の敵である。
立憲民主党共産党朝日新聞毎日新聞、共同やNHKやTBS、テレ朝たち、彼らの言説や解説や記事には、中共に媚び、日本国を売り飛ばし、読者や視聴者を洗脳する悪意に満ちている。
 
 彼らは政治家や報道の仮面をかぶった”まぎれもない日本国と日本人の「敵」”である。