諸悪の根源憲法九条とその偽信者たち
今日は5日、3日後の8日は五輪閉会式だ。
まだ油断はできないが、よくぞここまでと思う。
だがこの期に及んでもまだ中止だと言っている輩がいる。
彼らの菅首相への罵詈雑言も相変わらずで、菅首相の指導力も手ひどく批判されている。
今回のような事態は日本の歴史上無かったことであり、経験も先人からの知恵も無い。
その中を手探りで進む政権に失態や間違いがあるのは当然だ。
菅首相もバカではない。
彼なりに、ああすればこうすればがあるはずだ。
だがそれが出来ない。
これは菅首相自身の能力や側近の出来不出来ではなく、何をしようにも日本にはこういう危機に備えた法が無いからだ。
それが総ての原因だと思える。
政治は法に則って行われるが、その法が日本には無いのだ。
たとえばスパイ防止法、緊急事態法、外敵の侵入への対処法、国民総動員法、不動産の強制借り上げや民間組織の強制動員などなど。
国に国民に一大事が起きたとき、政治による強権なくして国も国民も救えないし、守れない。
だが共産党やマスコミは国家の危機に備えた法整備に、ことごとく反対してきた。
それは安倍前首相時代からそうだった。
真に批判されるべきは野党とマスコミの不作為による法の不備である。
可能な限り早急に国家社会の緊急事態に備えての法整備を整えるべきだと思う。
共産党志位委員長は4日、党本部で結党99周年の講演を行い、秋までに行われる衆院選で野党連合によって政権交代を実現しよう」と訴えた。
政権交代して何するかと言えば何も無い。
それどころか、政権与党になれば、何でも反対を繰り返してきた過去が党を蝕んでいくことになる。
その好例が憲法九条だ。
共産党は自衛隊は違憲の立場だが、小池書記局長は「党は違憲だが個人的には合憲だ」などと子供だましの言い訳を始めた。
なら総ての共産党員と支持者はどうなのか。
この先、共産党は違憲だが党員は合憲でいくのか、デタラメではないか。
「共産党員に思考力はありません」「共産党員は考えることは禁止されています」と公言しているようなものだ。
国を守る組織が必要なことは世界人類の常識であり、憲法九条は明らかに間違っている。
改憲が必要だが、共産党や左翼は「憲法九条は世界が称賛する」とうそぶいてきた。
だが世界で九条を真似てつくった国は一つも無い。
憲法ですら合憲と違憲が混在している共産党が政権与党を目指すなら、まずは憲法九条への立場くらいはまとめることが先だろう。
小池のように立場でコロコロと憲法解釈を変える共産党。
まさに憲法を軽視しているのは共産党だ。
そのような政党が立憲を掲げる立憲民主党と連合しては両党そろって矛盾であり、まさに自己利益のために憲法をもてあそぶ連中だと罵られても反論はできまい。