ロシアと中国 岸田政権の危うさ
ひたすら考え、策を練り、姦計を謀り、パクれるものはあらゆる手段でパクリ、強引に軍事大国と経済大国になった中国。
逆にロシアはロシア帝国の再来を夢見ながら、国民生活を犠牲にして新兵器と重兵器の開発に血道を上げてきました。
おかげで軍事大国にはなれましたが、経済大国にはなれませんでした。
ロシアより中国のほうが利口でした。
ロシアには制裁が効いている、なら中国が台湾侵攻の際も制裁が効くだろう、とんでもない、そう簡単にはいきません。
世界に親ロ派はわずかですが、親中派はわんさといるからです。
しかしその親中派の中身は打算と欲ですから、この辺りに中国を弱体化し、アジアに平和を取り戻す手立てがありそうです。
破廉恥行為は立憲民主党の十八番ですが、自民党も負けていません。
自民党衆議院議員の「吉川たける」(以下吉川)が18歳の女子学生と焼肉を食って酒を飲み、ホテルで過ごして4万円を払ったことを週刊ポストに暴露され、あっさりと離党・・・させられました。
議員辞職の声もある、まさに買春であり、破廉恥そのものです。
なるほど、この調子では多くの自民党議員が中国に飼われて犬になるのも、もっともだと連想させられます。
「18歳だと思わなかった」と吉川は言っていますが、記者に18歳を前提にして会話しているところを確認されていたというお粗末ぶり。
記者はすぐ側にいたということですが、18歳を前にして股間だけに血が集中し、頭は貧血状態で気づかなかったのでしょう。
吉川は岸田首相が会長を務める派閥の一員であり、党の青年局学生部長を務めているという、まさにヒツジの群れの監視役をハイエナがやっていたようなものです。
吉川の女遊びは西麻布界隈などでは有名だったらしく、岸田首相も党幹部も知っていたはずです。
しかしバレた以上は下手に言い訳すればかえって危ないと察知したのでしょう。
参院選は目の前、今ここで破廉恥吉川を擁護したら政権にも選挙にも命取りです。
かくして「何事も無かったことに」。
吉川はポストの記事一発で自民党から追い出されました。
参院選をしのげば三年間は衆参での国政選挙が無く、そうなると解散しないかぎり岸田首相の天下が続きます。
増税と緊縮財政が悲願で、原発稼働拒否しながら節電要請、歯医者を助ける強制的定期検診の声も上がり、そのうえ異常な親中親韓外交。
アメリカにすぐに追従してロシア制裁をやり、北方領土解決を捨てた岸田首相ですから、裸の王様になれば何をしでかすか分かりません。
この「何をしでかすか分からない」というのが曲者です。
そうと分かった時は手遅れ、これが政界の常識です。
日本にとって良き政策なら隠すことは何もないはずです。
朝日や毎日という反日報道しかしない新聞屋の顔色をうかがう首相を当てにはできません。
参院選を凌いで岸田天下になれば、日本の未来に一気に暗雲がかかりそうです。
この吉川の破廉恥事件が「岸田政権倒壊の兆しだった」と回想できる日が来ることを念じてやみません。